健太の便秘対策「ロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維」をフードに追加-ねこつえぶろぐ

嘔吐予防に「ロイヤルカナン消化器サポート」を食べ始め、嘔吐や吐き気なく調子が良さそうな健太。

ただ、消化器サポートは嘔吐や下痢の猫さん向けの療法食なので、便秘への効果は低いようで、もともと便秘のある健太はこれだけだとやはり便が硬くなってきてしまいました。

そこで「消化器サポート」に、以前も食べていたことがある「ロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維」を混ぜて食べさせてみることにしました。

今回は、消化器サポート可溶性繊維がどんなフードなのか、実際にどんな風に混ぜてあげているのか、その後の便の状態、体調についてお伝えしたいと思います。

「消化器サポート」のみで開始した前回の記事はコチラ⇩

ロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維（以下、消サポ可溶性繊維と記載）は、便秘などの消化器疾患のある猫さんのために、高消化性の原材料を使用し、可溶性食物繊維の含有量を適切に調整された療法食。

消化管の健康維持のために、フラクトオリゴ糖やマンナンオリゴ糖などのプレバイオティクスを含む、複数の食物繊維がバランスよく配合されています。

特に、便秘に配慮し、サイリウムなどの可溶性食物繊維が豊富に配合されているところが特長です。
消化器サポートにも含まれているのですが、配合量が違うようです。
（ちなみに「可溶性食物繊維＝水溶性食物繊維」です）

商品に記載されている原材料というのは、使用した原材料のうち重量の割合が高いものから記載されているのですが、サイリウムは消サポ可溶性繊維では7番目、消化器サポートでは13番目に記載されています。

また、消サポ可溶性繊維には可溶性食物繊維が豊富なチコリが含まれていたりと全体的に食物繊維が豊富に配合されていることがわかります。

サイリウムはオオバコ科の植物の一種で、種皮を乾燥し粉末化した天然素材。

食物繊維を豊富に含み、水分を含むとゼリー状になり膨らむ性質を持っているため、便に潤いを与え、ゼリー状にするなど便を柔らかくすることに加え、膨らんで便をかさ増しし、排便をスムーズにすることに役立ちます。

天然素材ということで少し安心ですよね。

かなり前から便秘がある健太は、消サポ可溶性繊維だけを食べていたことがありますが、その時は結構太めのふわふわ弾力のある便になっていました。

その時は、フードでこんなに変わるんだぁ、とビックリしたのを覚えています。

消サポ可溶性繊維の粒はこんな感じ ⇩

大きさは消化器サポートよりも少し大きめで 10mm程度。

健太はカリカリ噛んで食べています。

匂いや味は…あくまで私の主観になりますが、消化器サポートと比べると肉っぽいというよりは少しクッキーぽい感じがします。米の含有量が多かったり、コーンが入っていたりするからかな、と推察しています。
健太はまあまあ好きみたいですが、好みが分かれそうな感じがしますね (^^;)

消化器サポートに消サポ可溶性繊維を混ぜ始める際、量や注意点について主治医に相談しました。

★主治医からのアドバイス

量については効果の個体差が大きいため一概には言えないが、消サポ可溶性繊維を混ぜることで吐き気や嘔吐がまた出やすくなる可能性もあるため、嘔吐の気配や食欲に注意しつつ、便の硬さを観察しながら少量ずつ混ぜた方がよい。

★吐き気や嘔吐が出やすくなる可能性がある理由

上記のことを踏まえ、まずは
消化器サポート：消サポ可溶性繊維＝ 3 ： 1
から試してみることにしました。

消化器サポート：消サポ可溶性繊維＝ 3 ： 1 から開始し、便に変化が出てくるまでの時間を考え、5日間ほど様子見。

5日目、出てきた便はそれ以前のカチカチだったものから若干弾力性のあるものに変化していましたが、摘便時に腸を圧迫するのにはまだ硬く、腸を傷つけないか心配な感じ。

そこで、吐き気・嘔吐、食欲低下はなかったので消サポ可溶性繊維を増量、

消化器サポート：消サポ可溶性繊維＝ 2 ： 1

にしてみることにしました。

また5日間ほど経過すると、柔らかいとはいえないもののだいぶ弾力が出てきて、腸圧迫の際にもそれほど心配なくできる硬さになってきました。

2：1 にして1週間ほど経ちますが、嘔吐や食欲低下も今のところありません。

しばらくこの配分で様子をみようと思います。

しかしこの2つ、商品名が紛らわしいですよね。おまけにパッケージもそっくり…(;・∀・)

皆さんもし購入される際はお間違いになりませんように…⚠

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