今回の健太の不調は、消化機能の低下が1番大きな原因だったようなので、嘔吐がおさまり始め、食欲が回復してきた頃から、吐き戻し軽減のフードとペースト状のフードの併用で嘔吐しないようにしていました。
吐き戻し軽減機能があるAllWell |
それについてはコチラの記事に書いています
このままでも良さそうなものですが、健太は下半身麻痺の影響による便秘があり、これらのフードだけだとやっぱり便が硬くなってきてしまいました。
普段は私が摘便しているのですが、あまり硬いと腸を圧迫するのに痛そうだし腸を傷つけてしまうのでないかと心配なのです。それに、便が腸の下の方(直腸の方)に降りてくるのに時間がかかりやすくなります。
あ、摘便といっても獣医さんがやるように指をいれたりはしません。指を入れるのはやはり腸を傷つけるリスクが高まってしまうので、私は腸を圧迫して肛門のところまで来た便をしごくように、つまむようにして出しています。猫ちゃんの肛門周辺は人間と違ってつまめるようなスペースがあるんですよね(^^;
話が少々逸れました💦
健太の摘便についてはまた別で書きたいと思います。
シニア向けの市販のフードは腎臓に配慮などされていていい点も多いのですが、歳をとり運動量の減った猫ちゃんが太るのを予防するために少々低カロリーに設計されているものが多いと主治医も言っていました。
というわけで、嘔吐・便秘予防と効率的なカロリー摂取を考え、フードを再考することにしました。
おなじみロイヤルカナンとヒルズの消化器系の療法食のサンプルです。
4種類の療法食を主治医からの説明も踏まえ、健太の症状別におおまかに分類すると、
嘔吐対策
⇒「ロイヤルカナン 消化器サポート」
「ヒルズ i/d消化ケア」
この2つは優れた消化性と栄養素の吸収サポートに特化したフード
便秘対策
⇒「ロイヤルカナン 消化器サポート可溶性繊維」
「ヒルズ 腸内バイオーム」
・消化器サポート可溶性繊維は消化器疾患の中でも特に便秘の猫さん向け
・腸内バイオームは便秘の猫さんや下痢・軟便を繰り返す猫さん向け
カロリーについては
可溶性繊維 391kcal/100g
ヒルズ i/d消化ケア 403kcal/100g
腸内バイオーム 378kcal/100g
最近健太が食べていた吐き戻し軽減のフード「AllWell15歳以上の腎臓の健康維持用」は約340kcal/100g でしたので、全体的にカロリーは高めに設計されていますが、ロイヤルカナンの方が少しカロリーは高めになっています。
さて、まずは食べないことにはしょうがないので食べるかどうかの確認。
主治医からはロイヤルカナンの方が好きな子が多い傾向がある、と聞いたのですが、健太はどうかな?
うん、どれも食べました(笑)
強いて言えば、というレベルですが(^^;
効果については1袋では1日分にも足りないくらいの量なのでこれだけではわからないです。
健太はかなり前から便秘ではあったので、実はロイヤルカナン可溶性繊維は一昨年くらいまで食べていて便が柔らかくなる効果を実感していたのですが、腎臓が悪くなってきてからは腎臓の療法食に切り替え、便秘に対してはサイリウムというサプリを飲んで対応していました。
なので、今回の健太の食いつきと過去の実績も考慮して、ロイヤルカナンの2つで試してみることにしました。
早速購入。満足気?いや微妙?な表情の健太氏 |
早速、ロイヤルカナン「消化器サポート」と「消化器サポート可溶性繊維」を購入。
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