昨日の早朝、サクの吐く音で目が覚めた。目覚めた瞬間不安に襲われる。
急いで飛び起きてリビングに行くとリビングの隅でサクが気張っている。
周りを見回すとさっき吐いたと思われる吐物、数か所にうんちがありました。
それからかれこれ1時間近くかけて何度も場所を変え、一生懸命気張って数か所に排便。
そして時々嘔吐。嘔吐は気張って腹圧が高まることによるものです。
うんちは結構形がある、、、!下剤を結構な量飲んで緩くしているはずなのに。。
ようやく出し切ったようで押し入れにあるベッドに落ち着き休息。相当疲れたよね。。
苦労したけどとりあえずしっかり出せたようで私もひとまずホッとしました。
後片づけがなかなか大変ですが、出ればいいのよなんでも!出れば!
片づけながらサクのうんちの硬さなどをチェック。うーん、下剤を飲んでるからもちろんそんなには硬くないけど結構弾力がある。。。なんでだー。。
疲れて半日以上眠っていました |
こんな感じのウンチタイムが時々やってきます。
サクの大腸がん、直腸に腫瘍があります。今はだいぶ大きくなってしまい1月に直腸診をしてもらった時には、押し込むとなんとか先生の人差し指が通る程度というほどに腸管が狭くなってしまっていました。
なので、普通の便では通りません。
昨年11月から「ラクツロース」という緩下剤を飲ませています。
「ラクツロース」薄黄色で少しトロッとした液薬 |
普通の便秘に使用する場合は1回0.5mlを1日2回から開始、とからしいのですが、サクの場合は便秘とはわけが違うのでいきなり「1日6ml。1回2mlを3回」で開始。
初めは水様便と軟便が混ざったような感じでしばらく順調に出ていました。
ところが便が出せるようになって食事量が少し増えたからか、身体が慣れてきてしまうからか固形の便が出るようになって便を出すのにまたかなり苦労するように。
出てないわけではないけど毎日出なかったり量が少ない感じがする、、と思っていると今回と同じようなウンチタイムが起こり大量に排便。
そこで6ml→8mlに増量すると毎日出始め、1週間ほどは順調だったのですが、今回のウンチタイムの数日前からまた食欲が落ちてきていました。
排便は一応毎日あるけど時々形のある便が出たり、逆にかなりサラサラな水様便だけだったり。量も食事量を考えるとちょっと少ない感じ。
それと、順調に出ているときは排便時にガスも結構出ていて、私たちもサク自身もビックリするほど「ブブブッ!!ブー!」とすごい音がしていたのにそれがなくなっていました。
ますます腸管が狭くなってしまったのか、、それとも便が固形化して出せないでいるのか、、
心配になり主治医に相談。ラクツロースの量を更に増量することに。「8ml→10ml」へ。
すると増量した翌日に今回のウンチタイムでの大量排便。
やっぱりちゃんと出てなかったんだぁ。。でも出てよかったー(泣)
完全に出なくなってしまうと、もうその時は本当に覚悟しないといけないから、、、
ウンチタイム後は相当疲れたようで半日ほどはずっと寝ていましたが、その後食欲復活。
やっぱり出すもの出さなきゃ食べれないよね。猫も人も。
食べてくれるとひとまず安心します |
健太のベッドへの乱入も(笑) |
10mlにしてからはうんちも今のところサクにとってはいい感じの下痢便が出ています。
排便時の大きなオナラも復活しましたー(笑)
「ラクツロース」は比較的新しい下剤。本来は耐性はほとんどつかないはずなのですが、どうも少しずつついてしまっているような気がしてならないです。
(耐性というのは、慣れのようなもので、薬の使用が長期にわたるとだんだん量を増やさないと同じ効果が得られなくなるというようなことです)
ラクツロースのことについて、匂いや味、どんな薬でどんな風に飲ませているかなどはまた後日詳しく書こうと思っています。
<それから・・・>
3つ4つ前の記事で、サクが大腸がんと「闘病中」と言うのは積極的な治療をしているわけじゃないから違和感がある、と書いたけれど、闘病って完治、克服を目指すだけじゃなく、「病気による苦しみに耐え抜く」「治療と療養に励み暮らす」という意味があるようですね。
その日1日を生きるためにただひたすらに頑張っているサクをみると、やっぱり「闘病中」でいいのかな。
なので、「闘病中」「闘病記」という言葉使っていくと思います。。
⇒その記事はこちら
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